平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、その後の余震等により、東北大学史料館でも施設や設備、資料等にさまざまな被害が出ております。
幸い施設の構造体そのものは壊滅的な被害には至らず、
6月1日より公開可能な一部の施設(史料館1階部分)を使用して公開業務を再開することができました。
しかし地震に伴う屋根の損壊(瓦の落下等)によって、資料を保管する書庫やもっともメインとなる展示室である2階常設展示室において雨漏りが発生しており、内壁等の破損とあわせて、復旧までにはいましばらくの時間がかかる状況です。以下の写真で、被災状況の一部をご紹介します。なお収蔵庫等の資料は、雨漏りの危険の少ない場所に緊急避難中です。
今後の復旧の予定などについては、確定しだい随時お知らせいたします。
屋根全体にかかるシート |
3階西収蔵庫の中(資料は避難済) |
2階展示室内(天井ボードの落下、照明の破損) |
展示室内壁のクラック |
3階東収蔵庫(天井からの漏水を避ける。資料は避難済) |
3階階段室天井 |
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