レファレンスコード 20000628A
記述レベル 個人・関連団体文書/教員個人文書
文書群名 高柳真三文書
原蔵者 高柳真三(1902〜1994)は、明治期家族法や江戸期刑事法等を中心に法制史の分野で幾多の優れた研究を残した学者です。金沢の出身で、東京帝国大学において中田薫に師事し、卒業後の大正14年(1925)に東北帝国大学助手に就任。昭和2年(1927)助教授となり、昭和16年(1941)に法文学部日本固有法論講座の初代教授に就任しました。戦後は、本学の教養部統合、教養部制確立に尽力し、昭和24年(1949)からは第三教養部主事(宮城県女子専門学校長兼務)、昭和26年(1951)から昭和31(1956)年まで教養部長を務めました。
文書群の内容 資料は、高柳が戦後教養部長等を努めた時期の入学式・卒業式等での訓示原稿、敗戦直後の教員適格審査関係資料などが中心です。
年代 1938年〜1955年
数量・編成 式辞・告辞原稿13点、適格審査関係11点、その他の資料2点、計26点の資料として整理してあります。
伝来 2000年6月に遺族から寄贈を受けました。また2008年12月にも関連資料の追加寄贈を受けました。
データ公開日 2006年8月30日に公開(15点)/2009年5月14日11点分を追加公開(適格審査関係及びイールズ事件関係)
公開条件 当館利用規則に基づき公開いたします。
利用・複写条件 原本を閲覧していただきます。複写は写真撮影(自写ないし業者発注)のみで、電子複写はできません。
参考文献等 高柳の蔵書や収集古文書は、高柳文庫として本学附属図書館に納められています。