レファレンスコード 20020917A
記述レベル 個人・関連団体文書/教員個人文書
名称 抜山平一文書
原蔵者 抜山平一(1889-1965)は、東北帝国大学工学部で教授をつとめ、東北帝国大学附属電気通信研究所の設立(1935)以後永く所長を務めた電気工学者。電磁気、超音波、通信技術などの研究で著名であり、また電波技術審議会会長などを務め戦後の電波行政にも深く関わりをもった。
内容 東北帝国大学附属電気通信研究所の設立から戦後の附置研究所としての電気通信研究所にいたるまでの所長を務めた関係から、本文書群にも電気通信に関する図書や論文が数多く含まれている。また、東北(帝国)大学の教授としての専門的業績以外では、日本学術会議の委員や電波管理委員に任じられこれを務めており、これらに関する文書も含まれている。
年代 1954〜1957(昭和29〜32年)のものが大部分を占める。時期としてはこれ以外、第二次世界大戦前の史料も含んでいるが、ほとんどの部分は上記年代に集中している。
数量・編成 188点を三つ(T−電気通信・電波行政関係/U−原子力関係(日本学術会議)/V−その他)に分類して整理している。
伝来 本文書群は、東北大学電気通信研究所宛に御遺族から寄附を受け、さらに2002年9月17日、同研究所横尾邦義教授を通じて東北大学史料館へ移管されたものである。
データ公開日 2012年3月30日
公開条件 当館利用規則に基づき公開いたします。
利用・複写条件 原資料を閲覧していただきます。複写は利用者本人または業者委託による写真撮影となります。電子複写はできません。
参考文献件 『東北大学百年史』第7巻、2006、 『東北大学五十年史』上/下、1960、エレクトロニクス発展のあゆみ調査会・編『エレクトロニクス発展のあゆみ-黎明期の東北帝国大学工学部電気工学科-』(東海大学出版会、1998)