レファレンスコード

20000522B

記述レベル

個人・関連団体文書/東北大学/教員関係個人文書

文書群名

八木・宇田アンテナ関係資料(ニューマン文書)

原蔵者

塩見文作氏(旧陸軍南方軍兵器技術指導班)

文書群の内容

第二次世界大戦中の1942年に、シンガポールを占領した際、日本陸軍が現地で接収した英軍レーダー手Newmanのノートを転写印刷したもののうちの1冊。当時欧米に遅れをとっていたレーダー技術に関する情報として翻訳・分析を進める中、東北帝国大学工学部の八木秀次教授・宇田新太郎講師(当時)が発明したいわゆる"八木アンテナ"が利用されていたことが判明し、関係者を驚かせた。

年代

1942622

数量・編成

1

伝来

ニューマンのノートの分析に従事した塩見文作氏の手で長く保存されていたが、その後佐藤源貞上智大学名誉教授(元本学助教授)から佐藤利三郎本学名誉教授を経て、当館に寄贈された。

データ公開日

2011111

公開条件

当館利用規則に基づき公開いたします。(利用制限情報はありません)

利用・複写条件

原本を閲覧していただきます。複写は、ご自身での写真撮影、ないしは業者委託による撮影(実費負担)となります。

参考文献等

宇佐見昇三「ニューマン文書を追って」(駒澤女子大学研究紀要8号、2001年)、佐藤源貞「ニューマン文書と八木・宇田アンテナ」(HAM Journal, 1992)など