レファレンスコード 19870917A
記述レベル 個人・関連団体文書/教員個人文書
文書群名 伊東信雄文書(二高関係資料等)
原蔵者 伊東信雄(1908〜1987)は、東北地方の先史・歴史考古学に指導的な役割を果たした考古学者です。陸奥国分寺跡や多賀城跡、青森県垂柳遺跡、瑞鳳殿など東北各地の重要遺跡の調査を指導しています。
仙台の出身で、1928年第二高等学校文科2組を卒業後東北帝国大学法文学部に進学。卒業後1933年から二高で歴史学を担当しました。戦後は二高の東北大への包括に伴い教養部に移籍。1957年文学部考古学講座の開設に伴いその初代教授となり、文学部長もつとめています。1971年停年退官後は東北学院大学で教授をつとめています。
文書群の内容 資料は、辞令など伊東の大学教員としての履歴に関わる資料と、二高時代から戦後東北大学時代の記念写真を中心としています。伊東の実兄・伊東俊雄氏の二高時代の写真資料も含まれています。また1934年12月に二高端艇部員の遭難事件が起こった際の捜索の様子を伝える映像フィルムも含まれています。
年代 1887年〜1983年
数量・編成 受入時の形態(アルバムなど)に合わせ五つのまとまりに分類し、合計84点の資料として目録に掲載してあります。
伝来 1986年12月以降数度にわたり、本人ないしご遺族から寄贈を受けています。
公開条件 当館利用規則に基づき公開いたします。
利用・複写条件 原本を閲覧していただきます。複写は写真撮影のみで、電子複写はできません。
参考文献等 伊東の蔵書が、本学附属図書館に「伊東文庫」として収められています。