レファレンスコード 20020529B
記述レベル 個人・関連団体文書/教員個人文書
名称 石原純・長岡半太郎書簡等(池辺常刀旧蔵)
原蔵者 池辺常刀(いけべ つねとう 1889〜1982)は長崎県出身の科学者(専門は電気工学)です。学歴は高等小学校卒ながら、海軍の見習工から独学で研究の道に進み、昭和24年(1949)に工学博士号を得、後に理学博士号も得ています。長く理化学研究所に勤め、戦前の一時期に藤原工業大学(慶応大学工学部の前身)の教授となり、戦後は東京精密測器椛n始者の一人として、社長も勤めました。
内容 池辺は大正11年(1922)に岩波書店から『特殊一般相対性原理』を刊行しました。その際に、前東北帝国大学教授でアインシュタインの相対性理論を日本に紹介した石原純(いしはら あつし 1881〜1947)の知遇を得ます。また、石原の恩師で(東京帝国大学教授を1926年定年退職)、理化学研究所主任研究員であった長岡半太郎とも交流がありました。本文書には、主に石原と長岡からの来信を収録します。
年代 1921年〜1936年
数量・編成 計22点の資料として整理してあります。
伝来 池辺氏ご遺族からの寄贈
データ公開日 2010年10月18日
公開条件 当館利用規則に基づき公開いたします。
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