レファレンスコード |
20040606A
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記述レベル |
個人・関連団体文書/包括学校関係/教員等個人文書 |
文書群名 |
野口明文書
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原蔵者 |
野口明(1895〜1979)は、旧制第二高等学校第10代校長、新制お茶の水女子大学初代学長などをつとめた教育者です。大正5年(1916)に第二高等学校を卒業後、東京帝国大学法科大学を経て文部省に入省。その後長崎県・神奈川県警務課長、文部省普通学務局庶務課長、宮内大臣秘書官、宗秩寮宗親課長等を経て、1943年(昭和18)に阿刀田令造の後任として母校第二高等学校校長に就任。戦時体制への対応、空襲被災と戦後復興、新学制への移行といった課題に対処し、新学制への移行準備の完了を節目に二高を退任。続いて1949年5月新制お茶の水女子大学の初代学長に就任し、1954年まで在職した。官僚・教育者として手腕を発揮する一方、絵画を愛する趣味人としても知られ、多くの作品を残している。
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文書群の内容 |
資料は、知人から野口に宛てて送られた書簡を中心とするものです。差出者には藤井種太郎(宮中顧問官)、薄田美朝(内務官僚、第51代警視総監:二高卒)、河井彌八(内務官僚・貴族院議員)、大村清一(文部官僚、内務大臣)、唐沢俊樹(内務官僚)、松平康昌(内大臣秘書官長・貴族院議員)、本多猶一郎(侍従)、河野與一(東北帝国大学教授)、住谷悦治(同志社大学教授:二高卒)、三宅剛一(東北帝大法文学部教授)、武藤完雄(東北大学教授:二高卒)、瀧川亀太郎(二高教授)、渋沢敬三(日銀総裁・大蔵大臣、民俗学者:二高卒)、落合太郎(第三高等学校校長)といった名前を見ることができ、官僚時代や二高校長としての人脈が反映された構成となっています。
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年代 |
1931年〜1977年
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数量・編成 |
合計28点として整理。 |
伝来 |
古書店より購入 |
データ公開日 |
2008年2月25日 |
公開条件 |
当館利用規則に基づき公開いたします。 |
利用・複写条件 |
原資料を閲覧していただきます。複写は利用者本人または業者委託による写真撮影となります。電子複写はできません。
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参考文献等 |
日本弘道会『野口明文集』(1979年)、野口明『思い出の記』(1985年)、『追憶の二高』(里文出版、2001年)、など
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